骨董品には様々な種類があり、中でも一度ははまるのが江戸時代のものですが、明治になると西洋の文化や習慣が一気に入り込み日本人の生活に大きな変化をうんで、西洋文化を模倣してアレンジしたものや和と洋を融合させたたもの、江戸の伝統文化を継承したものという明治ならではの3種類の視点から骨董品を探すことができます。人気が高いのは文明開化の香りのする骨董品で、やきものでもまだ珍しかった西洋風俗を描いた明治初期の絵皿などは高額で取引されてるアイテムです。 骨董市でも明治のものは種類が豊富で江戸のものと比べれば器や家具などもはるかに探しやすくなっています。古裂も多いですがアンティーク着物となるとやや高級なものもでてきます。初めて買うのなら、時代の香りを手軽な値段で味わうことができる絵葉書などがよく、明治の街並みや温泉、観光名所などがうつしだされ、100年あまりで日本がいかに変わったかを知る資料的価値も高くなっているアイテムです。